子どもが安心してちかづいてくる大人の姿勢とは

子どもと仲良くなるために、まずは一つだけ試してほしい。

それは座ること。

中腰で歩ける状態ではない。完全に座り込んで、その場に自分の腰を落ち着けること。

 

中腰で、いつでも足を動かして動ける状態の大人は、子どもにとって不気味だ。

だから完全にお尻を地面につけたり、正座したりして動けない状態になる。

そして子どもが近づいてくるのを待つのだ。

 

大人の方が動いて近づいてはいけない。

大きい大人が歩いて近づいてくることは子どもにとって恐怖だ。

それがどんなに笑顔であろうとも。

 

まずは腰を落ち着けて、子どもが興味を引きそうなことをする。

それで子どもが近づいてくることもあるし、近づいてこないこともある。

近づいてこないときは子どもは他にしたいことや興味を惹かれるものがあるんだからそれでいい。

 

子どもの方から近づいてきてくれたら、それは子どもが自分に興味を示してくれた合図。

そこから子どもとの関係がはじまる。

そのために、子どもの興味を惹くいくつかの引き出しを持っておくと便利だ。