ハンカチあいさつ その2

乳幼児の親子イベント。

親はなんとなく、どんな感じの場所で、どんな感じのことが行われるのか予測して来ています。

でも子どもは、どこに連れて行かれてどんなことが行われるのか、予測できません。

 

初めての場所で、見たことのないおじちゃんが前で喋り始める。

乳幼児にとって、お出かけは常にそんな感じ。

1度目、頭にハンカチを乗せて落とした時、子どもたちは反応しません。

 

でも2度目、頭にハンカチを乗せた時、子どもなりに予測します。

「あ、またおちるかも」

そしたら、自分の予測どうりにハンカチが落ちる。

 

それが子どもには嬉しい。

目の前で自分が思った通りのことが起こる。

日々新しいことに巻き込まれてばかりいる乳幼児にとって、これは最上の喜びのひとつです。