全力で遊びに没頭できれば子供は◯分で満足する

親子イベントで新聞プールをする。

新聞プールとは大量の新聞紙を細く裂き、ダンボールの囲いにプールの水のように入れたもの。

その中に入って、新聞を投げたり、新聞に潜ったり、くちゃくちゃにしたりする遊びだ。

 

未就学児親子の遊び講座では、最後に新聞プールをして散々散らかした後に、みんなで新聞をゴミ袋に片付けて終わる。

小学生1000人が参加したイベントでは、小学生を3人ずつプールに入れて遊んでもらう。

小学生が暴れた後のプールは新聞が周囲に飛び散っているので、それを遊んだ3人に片付けてもらってから交代する。

 

それぞれ、新聞と戯れる時間、どれくらいだと思いますか?

未就学児と親、大勢で一斉にあそぶ新聞プールでは、長くて10分、短くて5分。

片付け時間を入れても10分から15分くらい。

 

小学生3人で入るプールは、なんと2分。片付け時間をいれてもたったの3分で交代だ。

それでもどちらの新聞プールからも不満はでない。

時間が短いとか、もっと遊びたかったとか、片付けたくない、ということを聞いたことがない。

 

その理由は、完全に集中できる環境で、自由に遊べるからだ。

その時間はものすごく貴重で、満足度の高いもの。

不満は聞かないけど、気に入った小学生は並び直すし、未就学児講座に参加した親からまれに「家で新聞プールしました」という声は聞く。

 

和田家でも何度かやりました。家出すると片付けが大変やけど…

限られた時間の中で、あそびに没頭する。

「今・ここ」に集中するマインドフルネスを遊びで実践、実感できる。