5分だけ子どもの遊びに付き合う。
その5分だけ、子どもの遊びに集中する。
遊びに身を委ねれば、それ以外のことは頭から消える。
昨日の失敗への後悔も、明日の仕事への不安も、パートナーとのいざござも。
5分間は全部忘れることができる。
今、目の前に起こっていることだけに集中して、それを全て受け入れること。
これこそがマインドフルネス。心を平穏にしてくれる。
子育て、特に幼児の遊びに付き合うとすぐに入ることができる。
大切なのは子どものしていることを大人の判断を挟まずに受け入れること。
まあ、最初5分だけと決めて始めても、集中してしまうとあっという間に15分30分が経過する。
気づいたらとてもスッキリした気分の自分と、満足そうな子どもに気づくのだ。
ということをパパの子育て講座でオススメしている。
なのに、幼児がいなくなった我が家では、育児でマインドフルネスになれる時間が減っていた。
10月の月曜祝日、家の前で近所の子たちが遊んでいたので、家のコマを持ち出した。
そして6人の小学生と一緒にコマ回しをした。3時間、子どもたちはコマ回しを続けた。
6人中2人は最初回せなかったのだけど、最後には全員でコマの長回しバトルができるほどに上達していた。
僕も夢中で3時間、コマ回しに没頭した。
この半年、新しい仕事や娘の進学、さらに妻とのもろもろで疲れていた。
だけど、半年ぶりの3時間のコマ回しが終わったとき、僕の気分はとてもスッキリしていた。
ただし、大事なことは僕がスッキリしたことだけじゃない。
同じくらい大事なことは、子ども達も楽しい時間がもてたということ。
いつも必要はないけれど、ときどきは子どもの遊びに大人が入ることは、子どもの世界に変化をもたらす。
すっかり忘れていたこの感覚、思い出せてよかった。これからも時々は近所の子どもつかまえて遊ぼう。
育児でマインドフルネスは本当だ。