「思い出のモノ」 〜子どもの絵本の整理について〜

「モノより思い出」というコピーを思い出した。日産セレナというファミリー向けミニバンのコピーだ。
車を売るのではなく、家族の共有体験を売る。
つまりのちに思い出になることを車が作るというコンセプト。

思い出した理由は、FBでのやりとりだ。
増え続ける子どもの絵本をどうやって処分してる?というあるパパの問いかけ。
僕も回答した。

絵本は2年おきに整理している。娘たちに処分していい本を仕分けしてもらっている。
ボロボロの本は古紙回収、他は保育園に寄付したりブックオフに売ったり。
長女が小学一年生になったときに初めた仕分け。合計4回の仕分けを生き延びたのがこの10冊だ。

高一になる長女の本棚。
お気に入りコミックや芸人の本と一緒に、この10冊の絵本は並べられている。
絵本は2年おきに整理している。

そのたびに娘たちに処分していい本を仕分けしてもらってきた。
長女が小学一年生になったときに初まった仕分け。
そこから4回の仕分けを生き延びたのがこの10冊だ。

どれも長女の保育園時代にベッドで読み聞かせをしたもの。
うち9冊はいただきもので、それも一冊400円の月刊絵本だ。
大人が日々読む本は、今やモノではなくて情報だ。処分してもまた手に入れられる。

でも絵本は処分したら二度と帰ってこない。
なぜなら絵本は「思い出のモノ」だから。
長女の部屋のこの絵本を見るたびにほっこりするパパなのです。