子どもは挨拶できなくてもいい

毎朝小学校の校門前に立っています。

毎朝、900人の子どもに「おはよう」と言います。

「おはよう」と返してくれる子は300人、3割くらいです。

 

それでいいと思ってます。

登校中の子は登校するので忙しいし、同じ登校班の誰か一人が挨拶したら、それが代表みたいになってあえて挨拶しないこともあります。

同じ子でも挨拶する日としない日があったりする。

 

子どもにも子どもの事情があるので、挨拶が返ってこないことは気になりません。

挨拶できる「子ども」である必要はないんです。

挨拶できる「大人」にいつかなってくれればそれでいい。

 

自分も挨拶できない子どもでした。

でもその子どもが大人になって、こうやって挨拶している。

子どもは育っている途中です。いつか必ず挨拶(とまではいかなくても会釈くらいは)できるようになります。