お祭りを卒業する子ども

15年間、地元小学校で開催される夏祭りに参加しています。

最初の5年はお客さんとして。お客の頃は我が子と一緒に店を回ってひたらすら楽しんでいました。

この10年はお祭りのスタッフとして。運営側で店番などをしながら子どもとお祭りを楽しんでしました。

 

長女が中二、次女が小五のころまでは、祭りで子どもたちと関わる時間がありました。

子ども会に所属しているときは、一緒に子供会の店番をしました。

子ども会を卒業してからも僕が店番をしているPTAなどの店に友達を連れた娘たちが冷やかしに来ていました。

 

今年は長女は祭りに来ませんでした。高一娘にはべつの用事があったのです。

次女は友達ときましたけど、僕が店番をしていたおはなし会の店には顔を出しませんでした。

長女や次女の友だちも数人見かけただけ。

 

さらに、パパ友ママ友とも会う人数が激減しました。

子どもが大きくなったパパ友ママ友も、祭りに来ることが少なくなったのです。

今年は妻も夜勤でお祭りには来ず、僕はひたすら同じおはなし会の仲間と店番をしていました。

 

それはそれで楽しい。だけど子どもと季節の行事を満喫できるのも期間限定やったんやなあと改めて気づきました。

子どもが卒業したら、親は次の楽しみを見つけたい。

不思議なことに、子どもと大人のお客はどんどん変わるけど、祭りのスタッフの大人はあんまり変わらないのです。