「子どもたちが縁側ぎりぎりで遊んでいると、ママたちは『あぶない!』『落ちるよ!』ってよく言うんです。
すると子どもはよく落ちる。
でも今日のパパたちはそのまま見守ってますね。すると落ちる子がいない。自分で落ちない程度に遊んでます」
とある子育て施設でのこと。そこは縁側のある開放的な場所。
親子向けのイベントや講座を定期的に開催されています。
先日、パパと幼児のための講座をさせていただいたときに、施設の代表がおっしゃった印象的な言葉でした。
全部のパパママがこうとは言いませんし、どちらが正解だとも言いません。
だけど子どもへの関わり方が違うというのは必要なことだと思います。
夫婦で子育てしていると意見がぶつかることは当たり前。
ありきたりですが子育てに唯一絶対の真理はありません。
縁側ぎりぎりで遊んでいる子どもへの声かけによって、落ちたり落ちなかったりする。
でもそれがわかるのは比べてみたときだけ。
子育て施設で何年も親子を見守っている立場だからこその気づきです。
ママ的アプローチもパパ的アプローチも間違いじゃない。
だから親子関係も夫婦関係も、お互いもうちょっ寛容になる場面を増やしていい。