日曜の朝、クレオ大阪中央に集ってくださった父子は6組。
0歳から3歳のパパ向けに子育て講座をしてきました。
すべての子どもにパパがついているとはいえ、0~3歳児が7人いる環境はカオスです。
制御がほとんど効かない子どもたちと一緒に、絵本・タオル・古紙などで遊びました。
ただ遊ぶのではなくて、パパが子どもと仲良くなるコツやその遊びの講座を口でお伝えします。
このおしゃべりが、子どもがカオスの状態ではなかなか届きにくい。
しかし、乳幼児のいる環境は本来こう言う状態が普通。
普段、大人だけでいられる環境がめぐまれているとも言えます。
こういった講座に来てくださるパパたちは、普段から子育てに関わられているかたがほとんど。
それでも120分、乳幼児と一緒にプログラムに参加するのは苦労します。
でも、好き勝手に全力で動く子どもに対して、親も全力で遊んでやれるのは子どもが小さいうちだけ。
子どもが乳幼児のうちに、全力を出すことを教えてやる。本当の全力でぶつかれるのはもしかしたら3歳くらいが限界かもしれません。
4歳5歳になったら子どもの身体は大きくなり力も強くて、全力でぶつかってこいなんてことが難しくなる。
そのうちに子どもは親を追い抜いて、親の全力が子の全力に勝てなくなります。
今日参加してくださった6人のパパさん、全力で我が子と遊んでくださいました。
乳幼児のあいだに全力を出すことを覚えた子どもは、大きくなっても自分の力をコントロールできるようになります。