【ブログ】子どもに必要な体験は大人にも新鮮だ

とにかく体験!
子どもの教育にかかわっておられる周りの方が口を揃えておっしゃる言葉。
なぜ子どもの体験の大切さを解くかというと、増え続ける情報に対する危機感があるから。

情報と体験は別物。
情報と体験から得るものの質や量や複雑さを比べてみる。
もちろん、全ての点で体験の方が優位だ。比べ物にならないほど。

だけれども情報を得ただけて体験したような気になってしまうことがある。
あらゆる情報が手元の端末で手に入る環境。
たとえばルービックキューブ。

二十年前、ルービックキューブを6面揃えるのは大変だった。
だけれども現在はYouTubeで「かんたん解法」をすぐに見られる。
動画を見ただけで、自分でもすぐに揃えられるような気がする。

さらに、ルービックキューブをすごく早く揃える動画も山ほど見られる。
それをたくさん見ていると、ルービックキューブを揃えることの価値を低く感じるようになる。
でも、実際ルービックキューブを自分の手で持って揃えるのは至難の業。

その至難の業にチャレンジする。そして失敗したい成功したりする。これが体験。
これ、子どもだけの話じゃなくってね、大人もそうです。
20年ぶりにルービックキューブを6面揃えられるようになったマジックパパでした。