【ブログ】質か量か問題を子育てに当てはめてみる

いや、子育てに質か量かなんて仕事みたいなこと当てはめるのはどうか、という気持ちはあるんです。
だけれどもこれ、イクメンブームや働き方改革で父親の子育てが話題になる時に必ずついてくる話題。
不思議なことに母親の子育てには質か量か問題は議論されない。

前提として母親は「質も量も」が当たり前とされているからだろう。
父親母親に関わらず、乳幼児期の子育てにおいては子どもが安心するための最低限の量(時間)は必要。
つまり質か量かでいえばまずは量。

そして子育てにおいて質なんてものは測定できないだろうと思っている。
子どもに良かれと思ってしたことが結果良くなかったり。
子どもに悪いことしたなぁと後悔していることが子どもにとってはなんでもなかったり。

むしろ面白い思い出になったりしていることはままある。
質について一つだけ僕が持っている意見は、子どもとの時間は子どもだけに集中するということ。
昨日のパートナーへの言葉がけの公開や、明日の仕事の心配や、今のスマホの画面など全て忘れて、子どもだけに集中する。

きょうだい児でも、一人づつの時間を作って一人の子だけに集中する時間を作る。そうすれば短い時間でも子どもは満足しやすいという実感がある。
子育てに質の上下があるとすればそれだけなんじゃないかなぁ。
そして逆に、子どもが親だけに集中してくれる期間は短い。

成長につれて子どもが親を必要とする量(時間)は必然的に減ってくる。
というよりもむしろ子どもの成長のためには減るほうがいい。
将来の量を減らすためにも乳幼児期にある程度の量(時間)を確保しておおいたほうがいいんじゃないかと考えています。