子どもは四六時中親に操縦されています。特に乳幼児の間は。
身体を起こされ、手足を持って着替えさせられ、座らせてご飯を食べされられ…
遊びの時くらいそれが逆転していいじゃないか。
四つん這いの親に乗れば乗馬。子どもが行ってというところに馬は行ってくれる。
親の足の甲に乗って一緒に歩くペンギン歩き。
掴んでいる親の両手を前に動かせば全身、右だけ前に出せは右に曲がる。両手を下せば止まる。
今はやりのロボットスーツ。肩車で操縦すれば、親は巨大ロボットになります。
先日、洋食店のパパオーナーと話をする機会がありました。
彼はパパと子どものクッキング講座をやっています。
パパオーナー曰く、
「多くの親は最初子どもに包丁を持たせて、その手を持って切らせる。
その逆に親が包丁を持って、その手を子どもに持たせる方が、子どもは楽しい。
その上自分でやった気にもなれる」
それ、10年前、娘たちが幼児の頃に聞いときたかった!
子どもが親を操縦する場面を意識して作ってみる。
普段親から操縦されることが多い幼児にとって、スペシャルな体験になります。
そんなパパオーナーのお店をお借りして、人と関わる手品のタネ教えます。