家族の夕食カウントダウン

3/3は結婚式記念日(入籍日はまた別)。結婚17年に突入です。

ひな祭りディナーの買い出しに夫婦でスーパーに行きました。

娘たちはそれぞれ用事があってついてきませんでした。

 

結婚当初からよくスーパーに2人で行ってました。

最初の頃は呼吸が合わなくって、売り場でまごまごしたり、レジでおたおたしたり、袋詰めで争ったりしました。

17年もやっているとツーカーです。

 

大体お互いが回りたいコースも把握しているし、レジから袋詰めの流れは流れるように役割分担。

争いがない代わりに、ほぼ無言になってしまうという弊害もあったりします。

それでも車に積み込んだら、長女の受験のことをぼそぼそと喋りながら帰宅しました。

 

ひな祭りディナーは手巻きすし。

17年をささやかに振り返りながら、まだ家族4人で食事ができる状況をありがたく感じました。

だって来年はFJK(ファースト女子高生)の長女。

いつまで一緒に夕食できるのか、カウントダウンを実感しているから。

新年度だいじょうぶ

子育ての目的のひとつは子どもを自立させることだと考えている。

自立とはなんでも自分一人でできるということではない。

自立とは、親から離れても生きていけるようになることだ。

 

初めて保育園に預けるとき、初めて幼稚園バスに載せるとき、初めて一人で登校するとき。

年度がわりに新しいステップに挑む子どもを見守るのには不安が伴う。

しかし、保育園や幼稚園・小学校で、親から徐々に離れていく子どもは、順調に成長しているのだ。

 

だから大丈夫。

3歳までの子と全力で遊ぶ

日曜の朝、クレオ大阪中央に集ってくださった父子は6組。

0歳から3歳のパパ向けに子育て講座をしてきました。

すべての子どもにパパがついているとはいえ、0~3歳児が7人いる環境はカオスです。

制御がほとんど効かない子どもたちと一緒に、絵本・タオル・古紙などで遊びました。

ただ遊ぶのではなくて、パパが子どもと仲良くなるコツやその遊びの講座を口でお伝えします。

このおしゃべりが、子どもがカオスの状態ではなかなか届きにくい。

 

しかし、乳幼児のいる環境は本来こう言う状態が普通。

普段、大人だけでいられる環境がめぐまれているとも言えます。

こういった講座に来てくださるパパたちは、普段から子育てに関わられているかたがほとんど。

それでも120分、乳幼児と一緒にプログラムに参加するのは苦労します。

 

でも、好き勝手に全力で動く子どもに対して、親も全力で遊んでやれるのは子どもが小さいうちだけ。

子どもが乳幼児のうちに、全力を出すことを教えてやる。本当の全力でぶつかれるのはもしかしたら3歳くらいが限界かもしれません。

4歳5歳になったら子どもの身体は大きくなり力も強くて、全力でぶつかってこいなんてことが難しくなる。

そのうちに子どもは親を追い抜いて、親の全力が子の全力に勝てなくなります。

 

今日参加してくださった6人のパパさん、全力で我が子と遊んでくださいました。

乳幼児のあいだに全力を出すことを覚えた子どもは、大きくなっても自分の力をコントロールできるようになります。

趣味を子育てに活かす時

ガンダムのプラモデルをよく作っていた。

次女が生まれた時、プラモデルを撤収することにした。

家が手狭になってプラモデルを飾っていた物置部屋のコーナーを維持できなくなったのだ。

数えたら113体のモビルスーツがあった。

そのまま捨てるのは忍びない。

 

折良く、僕はその年に長女の保育園の保護者会会長をしていた。

保護者会主催のバザーに100体のガンプラを出品してみた。

完成品で売っているフィギュアではない。素人が組み立てたプラモデルだ。

今メルカリに出したって売れないだろうという程度のもの。

バザーで売れなかったら潔く捨てようと諦めていた。

 

しかし、それは飛ぶように売れた。

50円という値段と、保育園バザーという会場のマジックだ。

バザーの売り上げに5000円の上乗せをすることができた。

 

長女が小学生になってから、保育園が同じだった友達の家に伺う機会があった。

長女の同級生の机には、僕の作ったズゴックが飾ってあった。

親の趣味、何がどう役に立つかはわからない。

冬は奪い合い、夏は押し付け合う

冬はヌクヌクを求めて夫婦で奪い合う。

夏は暑さを避けて押し付け合う。

ベッドの中の我が子のこと。

 

こんなことができるのはほんの数年。

そのうち抱っこさせてくれなくなり、

そのうちベッドも別になる。

 

我が家の場合、長女次女合わせて10年弱だった。

わずらわしい夜もあったけど、

子どもがさせてくれる限り、川の字で寝てよかったと今思う。