親から離れない心配、離れる心配

親子が集う集まりに行った時、親の膝から降りない子がいます。

その子はその場を警戒して、安全な親の膝から周りを確認しています。

安全が確認できたら、少しずつ親から離れてその場所を探索し始めます。

 

それが出来るのは振り返ればそこに親がいるという安心感から。

振り返って安心して、また探索し始める。

そうするうちに親から離れる距離と時間が少しずつ長くなっていきます。

 

親子が集う集まりに行った時、親からすぐに離れてそこらじゅうを走り回る子がいます。

その子は世界を信用し、安心して探索しています。

そのうちどこかで頭をぶつけたり、足が引っかかってこけたりして警戒することを覚えます。

 

どちらにしても心配です。

だけど、どちらにしても子どもはその場で成長している。

見守ってます。声かけは最小限にして。

保護者会はお早めに

令和がまだ一発で変換されないことが新鮮です。

子どもが新しいステップに上がりる時、保護者も一緒にあがります。

それには保育園、幼稚園、小学校の保護者会やPTAも含まれます。

 

私は長女が1歳児クラスの時に保育園保護者会の役員にあたりました。

くじ引きです。

当時は何のことだかわからなくてとまどいましたが、今ではやってよかったと思います。

 

当時の保育園では、月に一回保護者会の会議がありました。

そこで他のクラス(年齢)の保護者や、主任保育士さんといろいろと話すことができました。

入ったばかりの保育園での不安も、先輩保護者に聞くことで解消されました。

 

他の保護者と仲良くなって、家に遊びに行かせてもらう機会も保護者会をやっていたおかげで多かったです。

保育園の保護者会がある場合、幼稚園小学校のPTAの役員、委員に立候補の機会がある場合、ぜひ早めに体験を。

子どもの世界も、親の世界も広がります。

夫婦で分担すること

新年度、今日から新たなステップに進まれる家族も多いことでしょう。

子どもの世話、保育園の送迎、そのほか様々な家の用事がガラッと変わるこのタイミング、

ちょっと立ち止まって夫婦で話しあういい機会です。

 

育児家事の分担を話し合うのはいいことですが、そのときに注意しておきたいこと。

その際のオススメの考え方は、主担副担です。

役割ごとにどちらが主担かを決めておく。副担はそれをフォローする。

 

そうすれば主導権争いは起こりませんし、どちらかが完全に抱え込むこともない。

もうひとつはガチッと分担を固定してしまわないことです。

まずザックリ役割を割り当ててみて、生活の中で修正していく。

 

役割分担は生活の中でどんどん変化していきます。

1年の中で夫婦の間で変化していくこともあれば、長い期間の中で変化することもある。

そのうち子どもにも役割を割り振る時がやってきます。

 

私の家も今日から、看護師の妻が異動、私の仕事が変わる、そして長女が高校に進学します。

3月後半に開いた家族会議で、各家事の副担に高一長女と小六次女も割り当てました。

さて、上手くいくかな。

ポジティブな夜泣き

夜中、すやすやと寝ていたのに突然泣き叫び始める赤ちゃん。

一説によると夜泣きは、昼間の刺激を寝ている間に脳の中で整理中に起きるそうです。

お昼間の刺激が強かったり多かったりするほど、夜泣きしやすい。

 

新しいところに行った、新しいことをした、新しい人と会った。

びっくりした、怖かった、楽しかった。

全ての刺激を飲み込んで赤ちゃんは成長します。

 

夜泣きが多い夜は、それだけお昼間に赤ちゃんが刺激を受けた証拠。

つまり成長する材料をたくさん得たということです。

そう思えば夜泣きを前向きに捉えられる…かもしれない。

寝る子寝ない子

全ての人間に得手不得手があるように、赤ちゃんにもあります。

たとえば、寝ることが得意な子と不得意な子がいます。

不得意な子は眠くなってしんどいのになかなか寝付けずに泣き続けたりします。

 

そういう子を寝かしつけるのに、一番重要なことはその子を安心させること。

とにかく静かに、とにかく暗く、が正解じゃないことがあります。

静かすぎる、暗すぎる環境で不安になって余計に寝られなくなったりする。

 

更に言えば、静かすぎる暗すぎる環境で寝ることに慣れてしまった子は、

すこし明るかったり騒がしかったりする環境で寝るのが苦手になったりする。

その子にとって安心できる環境は何かを1番に考える。

 

保育園では、けっこう明るいうえにけっこう騒がしい中で、平気で寝てる子たちがいます。

保育園がその子にとって安心できる環境になっているから。

どこでも寝られる子は元気です。