これぞ本物のハロウィン!忘れられない2匹のお化け

そこにいた2匹のお化けは『本物』だった。

5年前の夜20時、玄関のチャイムが鳴った。
出ると、そこには2匹のお化けが立っていた。その日はハロウィン。
和田家も地元子ども会のハロウィンに参加して帰ったところだった。

そこへやってきた2匹のお化け。こども会のハロウィンは1時間前に終わったはず。
「トリックオアトリート!!」2匹のお化けは叫んだ。
その声でわかった。2匹のお化けは近所の小学生男子2人。

「ちょっと待って」
と言って家のお菓子箱から2つ、チョコを取り出して彼らが持っていた袋に入れた。
2匹のお化けは「ありがとう!」と言った。

念のために聞いてみた。
「何のグループで回ってんの?」
「なんもない。じぶんらでかってに」

こども会や地元の自治会でやっているハロウィンは、あらかじめ参加する子どもの人数を把握する。
そして相談や交渉であらかじめ決まっている家やお店を回る。
地域でやってる子どものハロウィンは全てがそうだろう。

ところが、この男子2人は自分たちでハロウィンをやった。
のべつまくなしに家を回ったわけじゃない。
自分たちなりに大丈夫、怒られない、お菓子をくれるだろうという家を選んで回ったのだ。

その一軒に和田家を選んでくれたことは嬉しかった。
それと共に、これこそが本来のハロウィンだと気付いた。
「お菓子くれなきゃイタズラするぞ!」

本物のお化けは形式を破壊する。

子育ての景色は激変した 夫婦と子どもの10年後

つい先週、いばらきパパスクールで似たようなことを書いたばっかりなんですけど。
昨日はしがパパママスクールでした。
そこで見た、驚きの風景。

しがパパママスクールで座談会をしました。
対象は乳幼児のパパとママ。そしてその子ども。
パパチームとママチームに分かれて車座になってもらいます。

子どもはどっちでも居たい方に。
活動を始めた10年前、こんな座談会をしたら子どもの9割はママの方についてました。
ところが、今日のパパママスクールでの子どもがいる比率は、

パパ:ママ = 7:3

なんと7割がパパチームの方にいたのです。
イクメンブームから10年目、この間の子育て意識の転換はすごいです。
行き帰りの電車でも、赤ちゃんがいるご夫婦で赤ちゃんを抱っこしている比率、

パパ:ママ = 8:2

少なくとも夫婦でお出かけしている時はパパが抱っこしている確率がママよりも高い。
生活全判を通すと、ママの方が子どものそばにいることが多いのかもしれません。
まだまだ家事育児の負担はママの方に多くかかっている家庭が多いことはたしかです。

それでも子育てにまつわる風景は10年でがらっと変わったのです。
これをポジティブに捉えて、さらに時代の先に進みたい。

【活動報告】役立ち度100パーセント!しがパパママスクール 10/26

近江八幡のG-NETしがでパパママスクールの1回目を開催しました。

たくさんの親子あそびを楽しみました。

遊ぶだけじゃなくて、親子の愛着関係を強くしたり、子どもの心身発達を刺激すたり、夫婦の関係性をよくする座談会など盛りだくさん。

アンケート結果の『今後の生活に活かせるか』『満足度』が共に100パーセントでした。

感想(抜粋)

・今後家庭で絵本の読み聞かせや遊びなどをやっていきたいです。

・楽しかったです。ありがとうございました。

・ありがとうございました。

・絵本の読み聞かせの方法や遊びなど家庭で試せそうでとても参考になりました。参加してとっても良かったです。

・たくさんの遊び方を教えていただいて良かったです。体を使った遊び、本の読み方など、今日習った事を取り入れたい。笑顔の回数を増やす。今日したことをまた家でしたいです。

 

しがパパママスクール、次回以降の予定はコチラ!

「思い出のモノ」 〜子どもの絵本の整理について〜

「モノより思い出」というコピーを思い出した。日産セレナというファミリー向けミニバンのコピーだ。
車を売るのではなく、家族の共有体験を売る。
つまりのちに思い出になることを車が作るというコンセプト。

思い出した理由は、FBでのやりとりだ。
増え続ける子どもの絵本をどうやって処分してる?というあるパパの問いかけ。
僕も回答した。

絵本は2年おきに整理している。娘たちに処分していい本を仕分けしてもらっている。
ボロボロの本は古紙回収、他は保育園に寄付したりブックオフに売ったり。
長女が小学一年生になったときに初めた仕分け。合計4回の仕分けを生き延びたのがこの10冊だ。

高一になる長女の本棚。
お気に入りコミックや芸人の本と一緒に、この10冊の絵本は並べられている。
絵本は2年おきに整理している。

そのたびに娘たちに処分していい本を仕分けしてもらってきた。
長女が小学一年生になったときに初まった仕分け。
そこから4回の仕分けを生き延びたのがこの10冊だ。

どれも長女の保育園時代にベッドで読み聞かせをしたもの。
うち9冊はいただきもので、それも一冊400円の月刊絵本だ。
大人が日々読む本は、今やモノではなくて情報だ。処分してもまた手に入れられる。

でも絵本は処分したら二度と帰ってこない。
なぜなら絵本は「思い出のモノ」だから。
長女の部屋のこの絵本を見るたびにほっこりするパパなのです。

【活動報告】吹田市でパパを家事に巻き込む方法

たくさんのママにご参加いただきました!

主催者FBより
吹田市立男女共同参画センターデュオ

【講座レポート】
10/18「夫とうまく家事シェアするこつ~我が家流シェアのための暮らしの工夫~」を開催しました。

「どうして私だけ…」「夫に頼んでも無理」と、
諦めやイライラの気持ちから
皆さん参加してくださったと思います。
確かに、時間というものを考えると、
物理的に夫の家事時間が少なくなる家庭が
ほとんどだと思います。
でも、単に家事の分担時間の多い少ないだけが
問題なのではなく、
ハッピーな家事シェアには、
二人で話し合う、一緒にできる工夫を考える、
家事のゴールの共有、相手への素敵な言葉かけなど、
夫婦間のコミュニケーションが大切だとわかりました。
サンドイッチ話法など、
今日すぐに使える技も教えていただきました。

この講座が少しでも、
ハッピーな我が家流家事シェアにつながる
きっかけになればうれしいです。

【アンケートの声】
・主人にどう伝えたら家事を率先してやってもらえるか、ヒントが聞けてよかったです。
・お互いに気持ちよく生活するために、サイドイッチ話法を取り入れてみたいと思いました。
・お話を聞いていて、うちの家庭ではできてないことばかりでした。旦那さんとのケンカをさけるために我慢することは日常的で、旦那さんも多分そうだと思います。先生のお話を聞いて、ケンカを恐れず、意見を交わすことの大切さが本当にわかりました。少しづつですが、意見を交わす努力から始めていこうと思いました。
・座談会が嫌だったのですが、他の人の話が聞けて気づきがあり、すごく良かったです。忘れていた夫への感謝を思い出しました。”夫は妻の役に立ちたい”という言葉が印象的でした。
・家事シェア、子育てのシェアがなぜ必要かが聞けて納得した。上手く伝えて私自身もっと笑って過ごせるようになりたい。
・父性が必要なのは思春期のため、今の関わりが大切というのが、ほーと思いました。
・夫婦で家事・育児シェアすることが、子どもの価値観や社会性に影響するということが、これからの育児・生活の励みになりました。子どものためなら夫もやる気を出してくれるかな?と思いました。自分が変われば相手も変わると信じてやってみようと思いました。
・家事シェアをするコツの基本的な考え方を知ることができ、とても参考になりました!!
・これまで夫が担当する家事に対して、私が不満であったり、お互いの完成レベルの違いでいさかいがあったりしていたが、今日学んだ「ゴールを共有する」「副担は主担のやり方に従う」という実践で、ずいぶん解決するかもしれないと思えました。「まかせられないから離れられない」「夫婦別々のやり方を子どもが学ぶのは豊か」これは頭では理解できていたものの、勇気を出してきたなくても目をつぶってみようと思った。友人も「部屋の汚さを気にした方が負けやな」と言っていました。そして、子育て・家事を経験することは、これからの男性の人生の幸せにつながると思います。そのためにも自分もまかせる努力をしたいです。
・男性目線でのお話などを聞けて、参考になることがたくさんありました。
・子どもがいない夫婦なので「育児にもメリットがあるから」という動機付けが使えません。リセット家事はヒーローの仕事に似ていることや、ビンのふたを開けてもらった時の「やさしいなぁ〜」の効果などは意識していけそうです。グループワークがとても良かったです。
・家事育児をシェアすることが、子どもが育つ環境が豊かになることにつながることが発見でした。お話楽しかったです。
・夫は激務なので、シェアしてほしくても現実的には無理な状況です。やはり働く環境が変わらなければ、家事シェアのスタートラインにも立てないです。いつか余裕ができた時や、次の世代の子どもたちに伝えられたらいいな、と思いました。
・男性が家事をどうとらえているのか聞く機会がなかったので、今回の講座はとても勉強になりました。男性にどう伝えたらいいのかのコツなども知ることができて、参考にして頑張ってみようと思います。
・夫婦で参加できて、共有できそうだと思いました。