折り紙にだってお手本はいる

数年前、英語教育の幼稚園で講師をしていました。

週に一回の日本語クラスで、4歳児と5歳児にひらがなの読み書きと日本文化を教えます。

毎週、ちょっとした工作をクラスの最後に入れていました。

 

日本文化の工作の一つは折り紙。

この折り紙、日本の保育園幼稚園では必ずやりますが、英語幼稚園ではやったことのない子もいました。

その子たち、折り紙を折る時に最初どうしたか。

 

折り紙を半分に折って、しっかりと折り目をつける時、多くの子は指先をつかいません。

手のひらの部分でペタペタと折り紙を上から押さえます。

当然それではしっかりとした折り目はつきません。

 

「指先で折れたところをぎゅーっとなぞるんやで」とやってみせます。

すると子どもたちもだんだんとできるようになる。

なんとなくやっている折り紙も、最初はお手本から学んだことなんだと気付きました。

 

大事なのは、そのお手本を示してくれる存在が子どもの身近にいるかどうか。

全てのお手本に親がなれるわけではありません。

だけど、いろんな大人に関わってもらうことでお手本の数は増えます。

子どもとのバドミントンが10倍盛り上がる必殺技

子どもが小学生になったら、バドミントン。

気軽に狭い場所でもできる競技です。

フリスビーやキャッチボールよりも難易度が低い。

 

このバドミントンを盛り上げる必殺技があります。

それは叫ぶこと。

何を叫ぶのか。必殺技の名前を叫びます。

 

最初のサービスからラリーまで、シャトルを打つときには毎回必ず好きな必殺技の名前を叫ぶ。

「かめはめ波!」「ゴムゴムのピストル!!」「プリキュアマーブルスクリュー!!!」

するとあら不思議、叫ばないで打つよりもラリーが続くんです。

 

叫びながら打つことで、ラケットの降りに迷いがなくなる。

そして思いっきり打てる。

思いっきり打っても子どもとのラリーが続くのがバドミントンの特徴。

 

バドミントンのシャトルはどれだけ鋭くラケットを振っても、必ず途中で減速するようにできています。

だから適切な距離を保っておけば、思い切り振った方がラリーが続きやすい。

叫ばない時と叫んだ時のラリーの続き方、試してみてください。

子どもが安心してちかづいてくる大人の姿勢とは

子どもと仲良くなるために、まずは一つだけ試してほしい。

それは座ること。

中腰で歩ける状態ではない。完全に座り込んで、その場に自分の腰を落ち着けること。

 

中腰で、いつでも足を動かして動ける状態の大人は、子どもにとって不気味だ。

だから完全にお尻を地面につけたり、正座したりして動けない状態になる。

そして子どもが近づいてくるのを待つのだ。

 

大人の方が動いて近づいてはいけない。

大きい大人が歩いて近づいてくることは子どもにとって恐怖だ。

それがどんなに笑顔であろうとも。

 

まずは腰を落ち着けて、子どもが興味を引きそうなことをする。

それで子どもが近づいてくることもあるし、近づいてこないこともある。

近づいてこないときは子どもは他にしたいことや興味を惹かれるものがあるんだからそれでいい。

 

子どもの方から近づいてきてくれたら、それは子どもが自分に興味を示してくれた合図。

そこから子どもとの関係がはじまる。

そのために、子どもの興味を惹くいくつかの引き出しを持っておくと便利だ。

4/13(土) 親子マジック講座 横浜

マジックパパ横浜初公演として、親子にマジックショーとレクチャーを楽しんでもらいました。

素直に食いついてくれる子どもたち可愛い!パパママも熱心にマジックを練習してくださって嬉しい!!

家でもマジック続けてください♪

 

主催者さんのレポートです→Zushi.Life

4/12(金) パパ講師養成講座 横浜市

横浜では年間に60回のパパ講座があります。講師は一般のパパ。

このパパ講師養成講座を受けたパパが、ちょっと後輩のパパにこそだての楽しみやコツを伝えるのだそうです。

今回、マジックパパとしてこれまでの経験から講師のコツをお伝えしました。講座の組み立てかた、自然体で話す方法、効果的な質疑応答など。

新しく10人の「パパ講師」が誕生した横浜、すごい!

配布資料

190412横浜パパ講師養成